A3　武御雷

ボークス製
A3 日本帝国斯衛軍　00式戦術歩行戦闘機　武御雷
（アージュ/マブラヴシリーズ）

ボークスのメカ系完成品アクションフィギュアの新しいブランド「A3」の第一弾として、アージュの18禁ゲーム「マブラヴ」シリーズに登場する人型兵器「戦術機」各種が2007/2の WF2007冬のイベント限定版発売を経て４月から本シリーズ発売開始されました。「A3」はしばらくは「マブラヴ」の戦術機のみの展開みたいですが今後は他のメカも発売予定があるみたいです。

「マブラヴ・オルタネイティヴ」はいわゆるエロゲーでありながらロボット物のハードなSFストーリーとしては個人的に最近の半年弱で終了してしまうTVシリーズのロボアニメよりもどっぷりハマれたので戦術機の完成品モデルの発売は非常にうれしいですね。外伝であるトータルイクリプスも含めて今後のシリーズ展開も楽しみです。(＊現在マブラヴシリーズは全年齢対象版も出ています）

ここではA3-000、A3-001、A3-003、A3-005の武御雷シリーズを掲載します。
武御雷は日本帝国城内省斯衛軍専用の第3世代純国産戦術機という設定ですが、純国産の機体ってところがVF-1J同様、メカ好きにはそそりますね～

A3-001「武御雷 Type-00R」
（マブラヴUNLIMITED編/マブラヴオルタネイティヴ)

07/4に発売された「武御雷 Type-00R」。高性能な武御雷の中でも将軍専用のスペシャル機。
オルタ版にて本編ヒロインの一人、御剣冥夜が姉である将軍・煌武院悠陽から託され最後の作戦で搭乗した主役級の機体の一つですね。
パッケージで衛士強化服姿の悠陽の全身版を始めて見ました。

内パッケージと付属説明書。
付属武装は突撃前衛/強襲前衛仕様。

本体の塗装は紫にパールコートしたような感じ。細部の塗り分けも綺麗です。

手首は握り、平手が付属。手首は軸を差し込むタイプでボールジョイントで無いのが残念。
あとこの65式近接戦闘短刀を初めとして全て武器は初期のAG同様、手首と一緒の造型。

74式近接戦闘長刀は手首の付いた物と背中に取り付けるブレードマウントに固定の物、そしてブレードマウント単体が２個ずつ付属。
またブレードマウントは画像のように可動。

87式突撃砲は右手、左手用の2個付属。
一応グリップ部分はパーツが分割されているので将来的には手首無しの武器パーツも欲しいとこですね。
ちなみに左手への取付軸がうまく差し込めないので軸をいったん切り飛ばして真鍮線を差し、
角度を変えて接着して取り付けられるように修正しました。

本体と同色の脱着可能な左右跳躍ユニット。

92式多目的追加装甲はグリップ部分が3点の位置に選択して取付可能。
また先端部分のジョイントパーツ付け替えでL字型のスパイクシールドに出来ます。

跳躍ユニットとブレードマウントを装備した状態。
当然重心がかなり後ろへいくのでディスプレイには注意。

AG、リボルテック、1/8フィギュアと大きさ比較。

ブレードマウントの背中への取付穴が製品では垂直に開いているのですが、
どうも違和感感じるんで取付穴を肩のジョイント方向へ斜めに開け直してみました。
詳しい設定資料本とか無いので実際どっちが正解か分かりませんが・・・

脱着可能な肩アーマー部分。
一応上部にオプションパーツ取付用の穴が開いています。

肩関節の可動は付け根の部分の関節ユニットのみ。
ここは肩アーマー内部にもう一つ関節を入れて二重可動にして欲しかった。

肘、膝、その他関節部分にはA-LOCKと呼ばれるA3独自の関節ユニットを使用。
リボルテックのジョイントのようなクリック入りの関節ユニットですね。
肘は二重関節で結構良く曲がるのですが、上腕ロールの回転軸がありながら
肩のインナーアーマーが干渉して回らないのがＸ。

膝関節も二重関節ですが丁度関節部分にある装甲パーツが干渉するので、
可動重視の場合は脱着可能な装甲パーツを外して対応してます。

足の裏のデティールやブレードマウントの警戒色まで細かく塗装済みなのはすごいです。

突撃前衛装備と92式多目的追加装甲の代わりに87式突撃砲を2門装備の強襲前衛装備。
銃・盾・剣x2の突撃前衛装備は正に白兵戦用のRX-78の基本兵装と同じですねぇ～

武御雷はやはり長刀装備がよく似合いますね。

同時発売の「不知火」と並べて。

A3-003「武御雷 Type-00F　(月詠真那中尉搭乗機)」
（マブラヴオルタネイティヴ)

07/5に発売された「武御雷 Type-00F」。五摂家に近い有力武家出身者に与えられる高機動型。中/小隊長機っぽい機種でしょうね。
モデルは本編でも色々な場面で活躍した赤い月詠中尉の搭乗機で最後の作戦では榊千鶴少尉が搭乗した機体ですね。

内パッケージと付属説明書。
付属武装は強襲掃討/迎撃後衛仕様。

A3-003ではブレードマウントが1組に減って強襲掃討装備用のガンマウントが2組付属。

ガンマウントはブレードマウントのようにアーム部分が可動しないのはとても残念。
87式突撃砲の4門同時射撃が出来ない・・・
あと「不知火」用も含めてマウント部と突撃砲との塗り分けがエラー。

A3-001同様、今回も左手用の87式がうまく取付出来ないままでした。
うちの分だけかどうか分かりませんが軸部分のパーツの接着が甘かったのは加工しやすくしてくれたのかな・・・？

今回もパールコートかと思いましたがソリッドのつや有りの赤で塗装されてました。
ちなみにガンマウント装備が強襲掃討、92式多目的追加装甲装備が迎撃後衛装備。

個人的に武御雷は月詠機が一番欲しかったので商品化はうれしいですね。あと月詠機と言えば不知火の沙霧大尉機も欲しいですね～

A3-005「武御雷 Type-00A」
（マブラヴオルタネイティヴ)

07/6に発売された「武御雷 Type-00A」。武家出身の衛士に与えられる高機動型。高機動型の武御雷の中では一般機的な位置付けでしょうか？
モデルは本編で月詠中尉が率いる帝国斯衛軍第19独立警備小隊所属の神代巽・巴雪乃・戎美凪、各少尉が搭乗する白い機体。
最後の作戦では彩峰慧・珠瀬壬姫・鎧衣美琴、各少尉が搭乗しました。