タカラトミー製
アクティック・ギア ネクスト AG-N01 1/48 ATM-09-DD「バーグラリードッグ」
(装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端)


AG発売以降、タカラの今までのボトムズアイテム開発による技術の蓄積を生かして AGよりハイグレードな1/48モデルシリーズとして07/5に発売となった「アクティック・ギア ネクスト」 第一弾「バーグラリードッグ」。

今回は新規製作によりAG以上のハイデティールと広い可動範囲となったスコープドッグとパーツの交換で換装可能 となり、パイロットフィギュアやシート回りも塗装済みの点が主な特徴みたいです。 お値段も従来のAGよりもかなり高めの定価5775円。


   

パッケージは蓋付きでかなり大きめ。


  

付属説明書など。
内容は従来のAGと同じ説明書、ファイルカード、ネームプレート、アンケート案内が付属。


 

付属品一覧。ブリスター二段重ねで下段がランナーパーツ。
ランナーパーツはさすがに全て新規製作品ですね。
あと必要以上にパーツが分解された状態でパッケージングされてるので
開封時にぶち撒いてしまい部品を無くさないように注意が必要。


「スコープドッグ」

       

ネクスト版スコープドッグは今年始まるアニメ新シリーズ「ペールゼンファイルズ」版設定をかなり意識した
プロポーション/デティールになってますね。可動範囲を広くするためにも都合が良さそうですし。
今回、発売前の広告では勘違いして全塗装済みボディかと思っていましたがAG同様、ほぼ成型色のままですね。
そしてこの成型色ですが、ラスト版STTCやV10版マーシィのような濃いグリーンは個人的にイマイチ。
「赫奕」本編 に出たバーグラリーもこんな濃いグリーンじゃなかったと思うんですが・・・
あとダイキャスト製で全塗装済みの足首部分の色が変なのはフラッシュのせいです。


    

AG版タコと比較。AG版でよく言われた細身っぽさがかなり緩和されて、
逆に下腕部と手首は「ペールゼンファイルズ」版のように小さくなってます。


  

箱に入っていたままのいわゆる素体の状態。
パーツ取付部分の内部メカデティールも一部再現してますね。
あとシート部分は塗装済み。出来ればあとシート両サイドの機器だけは塗装済みにして欲しかったですね・・・


  

頭部まわり。きちんとパイロットの頭部の位置もあうようになりました。
バイザーはAGのメッキ塗装から従来の塗装処理になってます。
ターレットレンズのレールの溝がちょっと太すぎなのが気になります。




後頭部センサー部分は塗装済みなのは良いのですが、 頭部一体成形のためかちょっとデティールがAGより甘い。


 
 

塗装済みの付属パイロットフィギュアと操縦桿。塗装済みはうれしいですね。
操縦桿はかなり小さくなりました。




付属パイロットフィギュア(中央)はAG(左がV10、右がV01)のとほぼ同じ造型。


 

各部装甲部分は裏側もデティール再現。
あと両腰の装甲部分は本体固定部分との二重構造になってますがちょっと外れやすいです。


 

肩関節はボールジョイントとなり、上下前後にスイング可能でかなり可動範囲が広がりました。




肩アーマーの取付方法も変わりましたがAG同様、肩の可動の妨げにならないようにスライドします。


 

肘関節は「ペールゼンファイルズ」版のような二重関節。




AGで外れやすかった肘のアーマー部分は取付方法を変更して外れにくくなりました。
また堅くて脱着しづらかった手首パーツも外しやすくなりました。


 

もちろんアームパンチ機構も再現されています。


  

手首パーツ(左がAG、右がネクスト)は握りの物はかなり小さくなってますが、その他のはAGと ほぼ同じ大きさ。


 

脚部はふくらはぎ内部や降着時のアーム部分のメカデティールも再現。




ほぼダイキャスト製の足首部分。脚部とのジョイント部分はAG同様ボールジョイント。
またインナーアーマー部分も別パーツで可動。


 

足首側のボールジョイントに加えて脚部側ジョイントも左右に可動するおかげでかなり接地性は向上しました。


 

足裏デティール。グライディングホイールは別パーツ化。ターンピックも可動。


      

降着ポーズ。STTC同様の膝関節となり太股を立てた状態で降着可能。




腹部ハッチも開閉可能になりましたが開けたまま固定出来ないのが残念。


 


もちろんAGのように従来の太股を曲げた状態でも可能。




膝の2段関節採用のおかげでなんとか片膝立ち姿勢も出来るようになりました。


 

付属のGAT-22も新規で製作された物。ストック部分が別パーツとなり脱着可能。銃口も開いています。
ただショートバレル版と共通にする為かバレル部分が別パーツとなった為、上下のバレルが繋がって成形 されてるのは残念。




AG版2種と並べて。バレル部分が塗装済みなのは良いのですが、ネクストは何でこんな濃い色に・・・?


 

今回弾倉、アームパンチカートリッジポケット共に小さくなりました。(左ネクスト、右AG)


  

AGのパラシュートザックは何とか取付可能ですが、ちょっときつくてネクストのフック部分が外れる場合あり。


  
 

ラウンドムーバーは問題なく取付出来ました。




AGのGAT-22用の手首パーツはちょっとボールジョイントが緩め。


  

ソリッドシューター(EX05以降)も何とか持たせられそう。


                 

可動範囲が広くなったおかげでローラーダッシュやカッコイイポーズが色々決まります。
やまと1/12やDMZタコもこれくらい可動範囲が欲しい〜




ジオラマのキリコフィギュアと。
テクストでも立ちフィギュアは付けてくれないのね・・・


「バーグラリードッグ」

     

OVA版「赫奕たる異端」の後半クライマックスでキリコが搭乗したバーグラリードッグ。
拠点防衛用並の重武装と荒地用強襲突撃ユニットをあわせたような感じのカスタム機かな?

全く余談ですが「赫奕」関連で一番欲しいアイテムは「バーグラリー」でもマーティアルのATでも無く、
浅井氏原型で1/12テイタニアのアクションフィギュアだったりします。まず出ないと思いますが・・・


 

バーグラリー用装備パーツ一覧。
タコ本体の成型色同様、この武器パーツの濃い紺の成型色もイマイチ。
差別化をはかる為かもしれませんが、やはりSTTCと同じライトグレー系にして欲しかった。
7連ロケットランチャーはSTTC用と同様にマウント部分で脱着可能。また左脇ガトリング砲は
ベンチレーターと一体成形でノーマルのベンチレーターと差し替え式。


 
   

折り畳みギミック搭載の「ドロッパーズフォールディングガン」。
ATの武装としては珍しいと言うか初設定のキャノン砲タイプですね。
銃口はキチンと開口されてます。弾倉ベルトは軟質樹脂製。
ちなみにバックパックから脱着不可なので残念ながらドロッパーズフォールディングガンが
外れていた劇中の戦闘シーン後半が製品のままだと再現出来ません。




左肩アーマーのスモークディスチャージャーも発射口が開口済み。
ただフック用リングパーツがノーマルの肩アーマーと共用なのは酷い。
これは個別に一個ずつ+予備付属位して欲しいですね。
ネクストのはただでさえ外れやすくて紛失しやすいし・・・


 
 

「トランプルリガー」付きの脚部は大体ノーマルの脚部と同じ構造。 ただ足首はプラ製で足裏のホイールは別パーツでは無くモールドで再現。


 
  

「トランプルリガー」展開状態。 後部のローラー部分はボールジョイント等で足首の可動にきちんと追従可動。


     

降着ポーズ。 劇中のように降着したままATフライに吊りさげようと思いましたが、
脚部が降着姿勢のまま固定出来ずたれてしまうのと、フック用リングが緩くて
重さに耐えられず外れてしまいダメでした・・・


          

ノーマルタコほどでは無いですが、これだけ武器パーツ付けてもかなりの可動範囲が確保できてるのは
さすがネクスト版ですね。




V11のSTTCと一緒に。
AG元来の長所の一つあるコレクションしやすい小スケール&低価格と言う点ではちょっと高額かなって
ところと成型色が気に入らなかった点を除けば今回のネクスト版タコはよく動くし概ね満足してます。
出来ればネクスト版タコ単品をV01のグリーンやメルキア軍カラーの成型色で出して欲しいですね。

今後スコープドッグ以外の機種がネクスト版で出るかどうか分かりませんが、複数機購入する場合、
よけいに割高になる上に余分なパーツが増えてしまうコンバーチブルは出来れば止めて欲しいですねぇ。
ベルゼルガのWPとDTとかコンバーチブルで出そうですが・・・




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